最近の住宅会社の宣伝広告は、
こぞって「エコ」や「省エネ」、
「ランニングコスト」などの
文言を ならべて、
「電気代が少なくてすむ家」アピールが多いですね。
太陽光発電パネルを4kw、5kwと搭載し、
買電と売電の差額の比較をしています。
住宅を建てる方も、
「うちのほうがOOさんの家よりパネルがOOkw多い 」
といったところに優越感を覚える方も
少なくありません。
確かにパネルの搭載量が増えれば
発電量は増えます。
ただ、性能の悪い住宅で
たらたらと電気を流していれば
いくら発電量が多くても
売電量は減ってしまいます。
「創エネ」などといいますが、
やはり基本は「省エネ」なんですね。
電気ばかりでなく、
食器洗乾燥機や節水型便器を
使用しで水道使用量を少なくすることもできます。
住宅のランニングコストといえば
この電気と水道が主な所ですが、
建物の維持管理、内外装のメンテナンスもありますね。
耐久性の高い素材を選ぶことも大切です。
あと意外と知られていないことが、
「医療費」です。
断熱性、気密性の高い、高性能住宅に住むと
病気になり難いという報告があります。
すなわち医療費が少ない、という事になります。
こんなところにも「エコ」が存在しているんですね。
住宅会社を選ぶときは
本当の意味の「エコ」を知っている、
自社の利益でなく
お客様の利益を考えてくれる、
そんな住宅会社を選びいものですね。